ぶっちゃけありえないフィナーレ

 ついさっき、27時間テレビは無事終了。
 とにかく最後の二時間は凄かった。メイン企画の二つ目の具志堅用高岡村隆史のタイトルマッチ、企画自体がボケだとはさすがに思わないまでも、絶対なにかあるとは思っていた。
 しかし見てみれば本当に何もない純粋なボクシングの試合で、しかも岡村はいい勝負を見せる。
何度か具志堅のパンチを腹に受けて倒れるもなんとか起き上がり、結局4ラウンドを戦い抜いた。
 いや、情けない話だが俺は思わず涙ぐんでしまった。ただ笑いだけを見せて来たこの番組にいい花を添えたと思う。ただ、今後悪ノリして色々してほしくないなとは強く思った。
 そしてグランドフィナーレ。結局マラソンをしていた加藤浩次は87キロ地点で間に合わなくなり、スタジオでは勝手に彼がゴールしていた時用の予定を進める。登場する奥さんと娘。
 だが加藤への手紙を涙ぐんで読む奥さんの気持ちが少し胸にしみたね。相方の山本が車で加藤のいる場所に現れた時はいつものケンカボケを見せられるのかと少々ウンザリしたがそれもなく、ヤラセだろうとは思っていたが全部ではないにしろ、加藤はそれなりに走っていたのだろう。
 で、グランドフィナーレの直前に毎年ある新人アナウンサーの提供読み。これも本当に事故なのだろうが、一回目はクレジットだけが流れて音声の入らない事故発生。全員で平謝り。
 で、スタジオに到着した加藤が歌うはずだったという「あの素晴らしい愛をもう一度」を歌う為に、めちゃイケではすっかりおなじみの加藤の義父、深野さんが登場。もう気持ちいいくらいに音を外しまくる。で、ぐだぐだのまま放送終了。
 まあ最後までほとんどの企画を見て、最後に思ったのはやはり「27時間めちゃイケ見せられたなあ……」という、もう始まるまえから解りきってた感想。
 でもめちゃイケ好きだし、例年の27時間テレビよりよっぽどおもしろかったのでよしとすることにした。