ついに決定 

 27時間テレビ、今年のメイン企画のひとつ「FNS全国一斉期末テスト」、全28局から選ばれた精鋭30人の中から一人サマージャンボバカを決め、日本一バカなテレビ局を決めようというもうとんでもなく色々やばそうな企画の発表がついに行なわれた。
 結果、栄えあるサマージャンボ馬鹿に輝いたのはサガテレビの野球好きな人、藤井氏。
そして日本一バカなテレビ局はめでたくサガテレビに決定!!
 ……ところが、問題のサガテレビははなから諦めていた様子でむしろ一番を大喜びしている。社長もかなり寛大で藤井氏の違う意味での奮闘を称える始末。
 まあ途中みていて「本当にこれ大丈夫か?」と思う場面も多かったが、やはりそこはテレビということで後のフォローも完璧。藤井氏の婚約者から手紙が来たり、俺の予想通り佐賀県芸人のはなわが登場して藤井氏とサガテレビを称える歌を熱唱。なぜか感動的なラストを迎えた。
 ちなみにプロ枠として参加していた極楽の山本、よゐこの濱口、モーニング娘。の辻・加護の順位も発表。そして当然のように濱口が最下位だった。

サザエさんがすごかった

 サザエさんスペシャル放映。なにがスペシャルかと思ったら、中居とナイナイが出てた。
 あらすじ。タマの調子が悪いのでサザエさんは獣医(中居)を呼んでみてもらう。
おかげでタマの調子はよくなったが、獣医に惚れてしまったワカメとサザエがもう一度会うために半ば強引に丘の上の動物病院へ。
 ところが出てきたのは別の獣医(岡村)で、ぶっとい注射にビビッたタマは逃げ出していなくなってしまう。その夜サザエさん宅に獣医岡村が来訪、タマがいなくなったことを心配して知り合いだというペット探偵(矢部)を紹介、皆がいぶかしむのをよそに波平と酒を飲む。
 翌日ペット探偵と岡村獣医はサザエに借りたタマの写真を元にポスターを作成、ところが全くにていない似顔絵にワカメ達は不満げ。だがペット探偵はこれはネコが見るものだと説明し、彼らの言うとおりポスターには大量のネコが集まる。
 だが結局タマは駅前で中居獣医が保護してサザエ宅へ届ける。最後は全員で写真撮影をして終わり。
 結局ナイナイが何をしたかったのかは解らずじまい。別に詐欺師だったわけでもないらしい。
とにかく色気づくワカメが気になってしょうがなかった衝撃の一作だった。
 他の二話はいつもどおりのノリ。

ぶっちゃけありえないフィナーレ

 ついさっき、27時間テレビは無事終了。
 とにかく最後の二時間は凄かった。メイン企画の二つ目の具志堅用高岡村隆史のタイトルマッチ、企画自体がボケだとはさすがに思わないまでも、絶対なにかあるとは思っていた。
 しかし見てみれば本当に何もない純粋なボクシングの試合で、しかも岡村はいい勝負を見せる。
何度か具志堅のパンチを腹に受けて倒れるもなんとか起き上がり、結局4ラウンドを戦い抜いた。
 いや、情けない話だが俺は思わず涙ぐんでしまった。ただ笑いだけを見せて来たこの番組にいい花を添えたと思う。ただ、今後悪ノリして色々してほしくないなとは強く思った。
 そしてグランドフィナーレ。結局マラソンをしていた加藤浩次は87キロ地点で間に合わなくなり、スタジオでは勝手に彼がゴールしていた時用の予定を進める。登場する奥さんと娘。
 だが加藤への手紙を涙ぐんで読む奥さんの気持ちが少し胸にしみたね。相方の山本が車で加藤のいる場所に現れた時はいつものケンカボケを見せられるのかと少々ウンザリしたがそれもなく、ヤラセだろうとは思っていたが全部ではないにしろ、加藤はそれなりに走っていたのだろう。
 で、グランドフィナーレの直前に毎年ある新人アナウンサーの提供読み。これも本当に事故なのだろうが、一回目はクレジットだけが流れて音声の入らない事故発生。全員で平謝り。
 で、スタジオに到着した加藤が歌うはずだったという「あの素晴らしい愛をもう一度」を歌う為に、めちゃイケではすっかりおなじみの加藤の義父、深野さんが登場。もう気持ちいいくらいに音を外しまくる。で、ぐだぐだのまま放送終了。
 まあ最後までほとんどの企画を見て、最後に思ったのはやはり「27時間めちゃイケ見せられたなあ……」という、もう始まるまえから解りきってた感想。
 でもめちゃイケ好きだし、例年の27時間テレビよりよっぽどおもしろかったのでよしとすることにした。

意外とおもしろい。

 今日は夕方から「FNS27時間テレビ めちゃめちゃオキてる! 楽しくなければテレビじゃないじゃ〜ん!!」を鑑賞している。時々感想を書いていくかも。

 現在とんねるずをゲストに迎えた「笑わず嫌い王」を放送中。
とんねるずがあまりに局ネタばかりやるのでナイナイも困惑気味。
途中で極楽とんぼ加藤浩次(100㌔マラソン中)に中継がつながる。
ここで笑撃の展開。加藤がTBSでもっている番組「スーパーサッカー」に出演する時間だと知らされ「そのへんはフジとTBSでなんとかやってるのかと思ってた」と叫ぶ。
結局TBSのロケ車が迎えに来て加藤は乗せられ、終り次第マラソンに戻るらしい。
なんか、いろいろな意味で今年はすげえなあ

実に微妙なり

 ちょっと暇つぶしに巷(どこの?)で話題のエゴグラムとかいうのをやってみた。結果は以下。


エゴグラムによるあなたの性格診断結果

性格
センチメンタリズムに、どっぷりと首まで漬かって仕舞った人生です。人に幾らだまされても、暫く時間が経つと又、ケロッと忘れてしまって居て、人を信用します。厳しい世間の為に泣きを見ても、人生の何処かに救いを見出して赤提灯の下で、歌が唄える、云って見れば幸せな人です。

恋愛・結婚
賭博的な結婚運です。人の善悪を決める基準があいまいな上に、冷静な分析判断が苦手なので、成り行き次第では、とんでもない相手を配偶者に選ぶ危険性が付き纏ってズルズルと腐れ縁を引きずって行く可能性が、大です。

職業適性
一般的な職業では、何を遣っても余り成功出来ないかもしれません。会社勤めなどしても、責任感は薄いし、判断力も悪く、上司の目を盗んでは、油を売る様なタイプです。現状を脱却する為には、もう少し理想を持って、地道な努力を続ける事が必要でしょう。どちらかというと、芸能、芸術、遊興産業などの非生産的な仕事が向いています。

対人関係
自分に対しても他人に対しても、もう少し厳しい尺度で善悪や事の成否を判断する事を習慣付ける事が必要です。それから多くの人々に立派だと云われて居る様な人に、なるべく近ずく様にして、そう云う人のアドバイスを定期的に受ける様にすれば、徐々に人生の軌道が修正されていくでしょう。


……コメントはあえて控える。

新選組! 第26回「局長近藤勇」

 今回は近藤勇香取慎吾)が妻のつね(田畑智子)に出した手紙の内容で綴られた回。
 まず、新人隊士としてついに俺の最も愛する人物、武田観柳斎が登場!
 でも演じる八島智人の予想通りの演技にちょっとがっかり。相変わらず台詞の強弱とか突飛な動きでしか表現しない演技が彼の胡散臭さというか、小物っぽさを強調している。でも、多分実在の観柳斎もあんな感じなのだろう。
 あと、谷十三郎を演じているおっさん(名前知らない)の笑い方がかなり耳障りだった。
 前回芹沢を斬っておいて平然と女とイチャイチャしてる丸っこい顔の沖田総司藤原竜也)もなんとなく気に入らない。
 近藤もあいかわらず坂本竜馬江口洋介)と仲良くしてるし。
 三度目の再会となった佐久間象山石坂浩二)の性格も気に入らない。どうも俺は石坂浩二が嫌いらしいと改めて認識した。
 今回の主な話としては、いずれ大阪にも新選組の屯所を設けようと考えている土方歳三山本耕史)が、自分達を快く思っていない大阪町奉行の内山(ささきいさお!)を、彼の弱みを握って大人しくさせようとする話で、内山が灯油を買い占めて値段を吊り上げ、灯油屋から賄賂を受け取っているらしいと知った土方はそれをネタに内山を脅しにかかるが、逆に斉藤一オダギリジョー)が盗賊の疑いをかけられて拷問されてしまう。
 なんとか斉藤を連れ戻した土方は内山の暗殺を企てる。と、ここで近藤が珍しく「俺も仲間に入れてくれ」と言い出す。
 今回の見所は駕籠に乗った内山を橋の上で土方達が襲撃する場面。
 一方で深雪太夫(優香)の舞いを見ている近藤の映像と、土方達の映像が交互に展開して、土方達の斬り合いを舞いの三味線の音色が効果的に盛り上げる。
 結局内山は沖田に胴を一線され、隠し持っていた短筒を沖田に向けるも後ろから斉藤に突き殺されて死亡。次回はいよいよ池田屋事件の序章となる。
 ところでこのところ何もしてなかった捨助中村獅童)は、今回なんと佐久間象山の付き人になった。一体彼はどこに向かっているのか?
 あと、オープニングのテノール独唱に歌詞が今回からついていた。カラオケに入ったりすることの前フリだろうか? もしそうなら錦織建の「未完成コンチェルト」の次にエエ声の要求される唄になりますな。

「こち亀」の感想

 なんか今週は超ローカルネタすぎて凄く笑えた。
 ここ数週間は両さん一行が大阪に出張(?)している話が続いていたが、今週はなぜか地元大阪の人間でさえほとんど行かない石切神社にお参りに行く話で、そこで大阪の婦警と両さんが読みにくい駅名の話で盛り上がっていた。
「放出」とか、もう俺が生まれ育った駅の一つ隣である。他にも「十三」とか色々出てきて果たして地元民以外の読者は面白いのかと思ったほどだ。
 ちなみにその後ちゃんと本編の話もしていたが、あまりに前半のネタ部分が衝撃でほとんどそっちは覚えていない。